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posted by u_shino at 08:09| メニュー | 更新情報をチェックする

2019年07月02日

加瀬さんと壊れたやかん

映画「主戦場」を観に行く。
扱うテーマの重さに負けず、抑制されたトーンで適度に笑いがあり、大変見やすかった。
一種のブラックコメディだが完全にノンフィクション。
つまり僕らはずっと、悪い冗談を生きているようなものである。
以下雑感。

・シンプルにインタビューを切り貼りして、無駄な間を全部切るという手法。テンポが良くて見やすい。
・修正主義者の面々の癖が強すぎるので、最低限の編集で十分に面白い。素材の味を活かす編集であった。

・自称中立、両論併記に陥らないのはフェアでよかった。クソもミソも同等に扱うことは、クソへの加担を意味する。
・人権について最低限のコンセンサスができている前提で話を進めているあたりに、アメリカ人っぽさを感じた。我が国の人権意識の水準を見くびり過ぎている。

・藤岡信勝や櫻井よしこなど、昔からいる人たちは、さすがに老けたなという感じ。藤岡センセイ、ゴー宣では黒髪で登場してたのに、今や真っ白。つくる会設立から、はや20年余か……
・杉田水脈が一番映っていた。ヤバい人でありつつ、最低限は理屈が通じそうなので、話を進める上で使いやすかったのかも。これが加瀬英明の境地まで行くと、オチ要員くらいしか使いようがない。
・テキサス親父とケント・ギルバートは、日本スゴイ枠か。白人男性に褒められて喜ぶ脱亜入欧の愛国者たち。戦争に負けるとはこういうことである。
・吉見義明、渡辺美奈の話ぶりは、教え方が上手い感じで好感。しかし全体的に、修正主義者以外の面子は地味だよな。

・修正主義者たち、フェミニズムへの言及あたりから地が出始めた。テキサス親父が一番最低だったな。
・修正主義者の女性が、どういう気持ちでこの問題を扱っているのかは、少し気になる。

・資料のトリミング、数字のトリックといった、小手先のテクニックが無駄に共有されている。
・「強制性」のハードルを勝手に上げて、そのハードルに達していないから強制ではないと言い張るなど、定義の操作も定石になっている。
・証言に見られる細部の「矛盾」を論って、事実全体を否認するという荒技は、論として成立しないし、同時にセカンドレイプでもある。※1

・なぜ慰安婦問題が「主戦場」になっているかという核心は明示されず。
・修正主義者へのツッコミだけでなく、なぜ彼らが未だに一定の支持を得ているかについても、何らかの見解を示して欲しかった。

一緒に観に行った友人からは、次のような指摘があった。

・修正主義はビジネスであると同時に信仰でもある。騙される側だけでなく、騙す側の中にさえ信仰はある(余命騒動を参照せよ)。
・修正主義による加害は、修正主義が目的に向かう工程で生まれるものであり、同時に目的そのものでもある。
・修正主義者の女性や外タレは、オタサーの姫である。
・加瀬英明はガルパンである。そこには明るく楽しい虚無があり、虚無こそが求心力の源となる。※2
・「人間は自己の利益を指向して合理的に動く」という近代社会の前提は誤りである。

修正主義者の滅裂ぶりに、見ている間は大笑いしたものだが、後から徐々に気味が悪くなってきた。
あまりにも無造作に粗をさらけ出しすぎている。
というより、修正主義において矛盾は何らの障害にもならないようである。
そこに修正主義批判の困難さがあるように思う。
矛盾の指摘だけでは、クリティカルな批判になり得ないのである。

精神分析には「壊れたやかん」という例え話があるが、修正主義についても同じ構造が見出される。
慰安婦問題の否認のためであれば、相矛盾する論理をいくらでも並べることができる。
とすれば、修正主義批判においては、矛盾の指摘だけでなく、その背後にある否認の欲望も同時に指摘しなければならない。

慰安婦問題が「主戦場」になっている理由は、そこに戦争犯罪、人種差別、性差別の全てが詰め込まれているからだ。
ファシズム、レイシズム、ミソジニー、修正主義の重なり合うところに、慰安婦問題がある。
政府がおざなりの謝罪の後に、罪を否定してみせる身振りの動機は、そこにこそあるのではないか。
そして否認という動機は、政府や修正主義者のみならず、国民全体に共有されている。
そうでなければ、なぜ修正主義者どもが図々しくも権力の中枢に堂々と居座り続けることができるのだろうか?

※1 証言の「矛盾」
史学の場では「他の事実、書類や証言等の諸要素を検討した上で、史実を全体として組み立てる」という工程がある。
個人の主観的な語りが、そのまま即事実として扱われる訳ではない。

※2 ガルパン=加瀬英明説
何年か前の自分の日記を見返してみたら、ガルパンの感想として「何もわからない。制作陣もファンも宇宙人なのでは?」というようなことが書いてあった。
しかし主戦場の鑑賞後、友人とガルパンの話をしたことで、何となく言語化ができたように思う。
なぜ戦車で攻撃されて人が死なないのか、なぜ国内に白人の学校があんなにあるのか(にも関わらず、なぜドイツ軍モチーフの学校はアジア人なのか)、勝った負けたの判定は誰がどこで、どういう仕組みで行っているのか?
物語を構成する諸要素について、頑なにルールが明示されないまま話が進んでいく形式に、終始尻の座りの悪い思いで全く集中できなかった、あのガルパンという作品は、おそらくこの世の理ではなく、夢の世界の理で動いている。
「戦車と少女が見たい」という欲望のみを中核として、相互に繋がりのない場当たり的な要素同士がまとまって作品全体を成すとすれば、ガルパンとは、まさしくフロイトのやかんだったのではないか?


「ナルコス:メキシコ編」を見るなど。
80年代のメキシコで、乱立する大小の麻薬組織を統一して、一大カルテルを築き上げた男の話。
シーズン1〜2と時期が被っているので、コロンビアとの取引のシーンで、いきなりパブロ・エスコバルが登場する。やっぱりパブロは頭一つ抜けて怖い……
パブロ編とは違って、登場人物が比較的正気を保っているため、普通にマフィアもののドラマに落ち着いた感じ。
ドンパチはちゃんと必然性があり、ストーリーも順当に面白い。
ただ、どうしてもパブロ編と比べてしまうと、大人しさが否めない。
パブロ編は確かに綺麗にまとまっていると言いがたい部分もあったけど、損得勘定を踏み越えて動く狂気が、先の読めない恐怖を生んでいた。
ああいうのが、また見たいなあ。


本物の偽物
https://corp.placebo.co.jp/

家系ラーメンの音写!
https://tabelog.com/america/A5901/A590114/59002247/dtlrvwlst/B279546263/

今年見た中で一番無意味な計算
https://twitter.com/FAXXXX/status/1075225424639143936

佐川一政がユーチューバーに!
https://www.youtube.com/watch?v=_Bz2MIg1WD8
posted by u_shino at 03:33| 日記 | 更新情報をチェックする

2019年06月01日

シーラとサニヤシン戦士

楽しみ過ぎて後回しにしていたドキュメンタリー「ワイルド・ワイルド・カントリー」(全6話)を見る。

1980年代のアメリカで、インド発の宗教団体「ラジニーシ教団」が、静かな田舎町を乗っ取る話。
教団の元最高幹部やお抱え弁護士、乗っ取られた側の地元住民など、様々な立場の人たちのインタビューを通して、30年以上前の事件を複層的に振り返る。

当初、教団の行動は、奇矯ではあっても、決して暴力的ではなかった。
彼らとしては「広い土地を買って自分たちのコミューンを作ろう」くらいの認識だったのだろう。
しかし地元住民との度重なる衝突から、徐々に行動が先鋭化していく。
武装化、無差別なバイオテロや要人暗殺計画。
土地を買い占め、議会を乗っ取り、そしてカネと権力闘争の果て、幹部の暗殺未遂を経てFBIの介入に至る。
最終的にコミューンは崩壊する。

ラジニーシ教団をめぐる一連の事件は、様々な側面を持っている。
閉鎖的な白人だらけの地方都市と、有色人種が作った人種混合的な組織の間の、人種間対立として見ることもできる。
あるいは既成宗教とニューエイジ思想の対立とも。
ニューエイジ思想が資本主義に呑み込まれて腐敗していったという捉え方もできる。
教祖のカリスマを、シーラの事務処理能力が上回ってしまった、いわば組織運用上の不幸な衝突事故でもある。
レーガン政権下で保守化しつつあるアメリカの政府や世論が、カウンターカルチャーによるコミューンの存在を許さなかったのかも知れない。
宗教を装った大規模な移民詐欺事件という面も見えてくる。

彼らは決して無垢ではなかったし、確かに罪も犯した。
そもそも無差別テロをしておいて、総括もせずに活動を続けることは許されないだろう。
しかし同時に「間違ったときに、間違った場所にいた」という運の悪さもあった。
誰がどこまで正しかったのか、教団がテロルの一線を越える前に、共存の道はあったのだろうか?

本作で面白いのは、教祖のラジニーシはじめ教団側が、合衆国憲法の「信教の自由」を何度も持ち出している点だ。
単なるゴリ押しの詭弁にも見えるが、意外とシンプルに信教の自由という概念を気に入っていたのかも知れない。
しかし残念ながら、政教分離に対しては特に関心が無かったようだ。
当然というか、自分の宗教だけが真理だと思っているなら、政教を分離する必要などないのである。
この辺りは、昨今のオタク界隈における「言論の自由」概念の粗雑な用法に通じるものがある。

信教の自由と政教分離の問題は、我が国にとっても他人事ではない。
複数の大規模な宗教団体が一定以上の政治的勢力を誇り、神のみすえが象徴で在り続けている国である(巷の改元騒ぎを見よ!)。
宗教は本質的に民主主義と相容れない部分があるが、それでも民主主義は信教の自由を尊重しなければならない。
我々は決して数多の「ラジニーシ教団」を根絶することはできないし、またそうすべきでもない。
危ない橋を渡り続ける以外に、原理原則を守る道はないのである。

本作は全体的に不穏で生臭いが、ひとつだけズバ抜けて爽やかなシーンがあった。
コミューン建設の映像、あの信者たちのはじけんばかりの笑顔!
そこには活気が溢れていた。
まるで満州国のように、ゼロから社会を作ることの喜びに満ちていた。
彼らの失敗を笑ったり、反対に心意気だけを取り上げて褒めるようなことはすべきではない。
我々は皆、新しい社会に至る道の、敷石として生きていくほかないからだ。
実のところ、彼らはただ我々の代わりに失敗したに過ぎない。


ビル・フェイの挿入歌「Thank You Lord」がすごい良かった。
Youtubeのコメント欄で、OSHO信奉者とアンチが喧嘩してる……
https://www.youtube.com/watch?v=CkrRD3R6vds


頭の中に爆弾が!
https://natalie.mu/stage/news/333482

「犬を連れた人妻」というフェチを表現するため、懸命に犬を画面内に入れようとするAV。
いや、さすがにセックスのときは、柱とかにつないでおけばいいのでは……
https://duga.jp/ppv/lahaina-2451/
posted by u_shino at 03:24| 日記 | 更新情報をチェックする

2019年05月04日

空飛ぶモンティ・ホール

今さらだがモンティ・ホール問題をやってみたら面白かったのでメモ。
僕も何とか説明を考えてみた。
賢明なる読者諸兄にお願いですが、もし間違ってたら早めに突っ込んでください。恥ずかしいので。

**********************************************************************

挑戦は次の手順で行われる。
最初にドアを選ぶ → 司会者がハズレのドアを開示する → ドアを変更する/変更しない → 最終的に選ぶドアが決まる

ドアを変更する・しないのどちらを選ぶかについては半々で、確率的な偏りはない。
たとえば「ドアを変更する確率が1%、しない確率が99%」といったことは考えなくてよい。
であれば、ドアを変更する場合・しない場合で、最終的に当たりを引く確率を別々に計算し、そのまま比較すればよい。

【ドアを変更する場合】

最初に当たりを引けば、次に司会者がハズレを開示するので、最終的には必ず残ったハズレを引く。
最初にハズレを引けば、次に司会者がもう1つのハズレを開示するので、最終的には必ず残った当たりを引く。

この2パターンしか起こらないので、次のように言い換えられる。

最初に当たりを引くことは、最終的にハズレを引くことと等しい
最初にハズレを引くことは、最終的に当たりを引くことと等しい

したがって、最終的に当たりを引く確率は、最初にハズレを引く確率と等しい。
最初にハズレを引く確率は、シンプルに「3つのドアのうち、ハズレのドア2つのどちらかを選ぶ確率」なので、2/3となる。

【ドアを変更しない場合】

最初に当たりを引く確率は1/3である。
ドアを変更しないのであれば、その後に起きることは全て無視してよい。
したがって、最終的に当たりを引く確率は、最初に当たりを引く確率と等しく、1/3になる。

以上のことから、ドアを変更する方が、最終的に当たりを引く確率は高くなる。

**********************************************************************

モンティ・ホール問題でややこしいのは、最初3つあったドアが、司会者によって2つに絞られる点だろう。
また、ドアを変更することで、最終的に当たりを引く確率が変化する、というのも感覚的に分かりづらい。
このため「ドアを変更することは確率に影響しない」「純粋に二択or三択だ!」と解釈して、次のような誤答が出てきてしまう。

・3つのドアのうち1つが当たりなのだから、ドアの変更は関係なく、最終的に当たりを引く確率は等しく1/3になる。
・最終的にはドアが2つになるから、ドアの変更は関係なく、最終的に当たりを引く確率は等しく1/2になる。

司会者がハズレのドアを開示した後、それ以外のドアを(あるいは全てのドアを)閉じてシャッフルするとかであれば、これらの誤答は正しいといえる。
ちなみに僕は最初「1/3」と答えてしまった。
ちゃんと問題のルールをふまえて場合分けをすればよかった……
感覚がいかにアテにならないかを示す、面白い例だと思う。


バリアフリーヤクザ
https://bunshun.jp/articles/-/9384


ネットフリックスの感想をば。

「シーラとプリンセス戦士」の第2期が始まった。喜び勇んで7話まで一気に見る。
スコーピアがキャトラを好き過ぎるな。大変結構である。
キャトラとアドーラの成分が若干薄めなので、後半に期待。

土日でドラマ「グッド・プレイス」のシーズン1〜3を一気見。
システムの手違いで天国に行ってしまったクズ女が、善良な住人たちとの交流を経て改心していく話。
という説明だと、普通の退屈な道徳譚のようだが、ちゃんと面白い。
ブラックなドタバタコメディを通して、視聴者の「正しいとは何か」を延々と揺さぶり続ける造りになっている。
道徳哲学の教授がトロッコを運転させられるなど、全体的に制作陣の性格の悪さが伝わってきて素晴らしい。
登場人物の中で最も可愛いのはジェイソン。次点でマイケル。

「ナルコス」シーズン3、何だかんだで終わりまで見てしまった。
先日は「シーズン3から失速した」とか言ってしまったけど、ちゃんと面白かったのでお詫びして訂正。
失速というより、単に話の種類が切り替わったと言う方が正しかった。
シーズン1〜2では、パブロ・エスコバルという異常なカリスマを中心に据えて、コロンビア麻薬戦争の地獄絵図を描いていた。
これに対してシーズン3では、目立ったカリスマはおらず、巨大企業じみた、高度に合理化された組織が敵になる。
力押しより知恵比べの比重が大きく、やや地味さは否めないが、これはこれで面白かった。

「ワールズ・エンド:酔っ払いが世界を救う」を見る。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「宇宙人ポール」と同じく、サイモン・ペグとニック・フロストのコンビなので、面白さは保証されている。
駄目な中年たちがトラブルを乗り越えて特に成長もしない話は、すごく癒やされるなあ。
自我の確立とか社会性の獲得みたいな近代社会の「成長」の論理が、唯一の正解でなくてもよかろうという気持ちにさせられる。
posted by u_shino at 04:32| 日記 | 更新情報をチェックする

2019年04月23日

Joi to the World

OFFICE K'SのJOIものを見てたら、6人中2人、やばいのが混じっていた。
1人は異常に滑舌が悪い子。何を言ってるのかサッパリ聞き取れない中、淫語が時折現れるさまが、冒涜的な呪文のようであった。
もう1人は、言い慣れていないのか淫語を噛みまくる子。「先走り汁」というフレーズを3回くらい言い直していた。撮り直せ!

ここ最近で「JOI」とタイトルのついたAVが増えてきた気がする。
アロマ企画や、もっと普通のメーカー、SODとかも出してる。
主観もの(POV)、ASMR、バイノーラルもジワジワと増えてきており、VRの普及の影響を感じる。
願わくば、催眠×JOIなどが出てきてくれると嬉しいのだが、まだ数点しか出ていない。
この辺は、同人音声とかの方が先を行ってるな。

とはいえ、まだJOIというジャンルは過渡期にあり、十分に趣旨が理解されているとは言いがたい部分がある。
男優が喋ったり、あまつさえセックスなど始める作品も少なくない。それはPOVでやれ!
フェチを名乗るなら、セックスを必須とする固定観念をまず捨て去るべきではないだろうか。
男性器を女性器に挿入することがメインで、その他の「変態的な」行為は全て添え物に過ぎないとする考え方。
それは固定観念に過ぎず、天皇を頂点とする家父長制の産物に他ならない。


ネットフリックスで「ナルコス」を見ている。
面白すぎてシーズン2まで一気見した。
誰も幸せにならない酷い話なのに、テンポが良いせいかスイスイ見られる。
基本的にマフィアと警官しか出てこず、味のある南米のおじさんが天こ盛りで、むせかえりそうになる。
ガビリア大統領が、シーズン1の後半から化けたなー。
地味で神経質な優男だと思ってたら、すごい鋼鉄の男になっていった。
副大臣がガビリアを好き過ぎて百合。
シーズン3からは、パブロ・エスコバル以降という感じで、ちょっと起伏がなくなってくるのが残念。


水曜日のダウンタウン!
https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ248994.html
posted by u_shino at 01:55| 日記 | 更新情報をチェックする