2010年06月06日

百合物件目次

百合萌えオタッキー 略してYMO

「百合だ!」と感じたら脊髄反射で百合認定。(*)
あらすじ等はぐぐれば分かる事なので、ここでは百合的な見所を中心に紹介します。
極力ネタバレは避ける方針。



アニメ

漫画

小説

ゲーム

同人ゲーム



* 以下のような性癖が見られます
・「百合要素が混じってる」ではなく「百合メイン」を好む
・「始めから百合っ娘ばかり」より「悩んだ末に百合の道を選ぶ」姿に萌える
・心理描写の細かいものを希望
・「百合と解釈できなくもないけど」→即百合認定
・何だかんだ言っても結局ヘテロが正しいという結論→怒髪天を衝く
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百合物件 同人ゲーム

【か】

希望入りパン菓子(LOVER-SOUL、Windows)

 思春期の少女たちがいちゃついたりケンカしたり。淡い雰囲気の中で百合ストーリーが展開します。オムニバス形式。同人ゲーム。18禁。

【さ】

symbolic idea(スプリング女将、Windows)

 RPG、フリーゲーム。親友がいきなり裏切って、大事なアイテムを持って行っちゃった、きっと何か訳があるはず、見つけ出して問い質したい。という感じの話です。主人公の親友に対する想いが百合じみてる。

【な】

夏の日のレザナンス(彩藤神楽、Windows)

 見知らぬ少女達とケータイで交流する話。ちょっと不思議、ノスタルジックで切ない。

【は】

Prelude 〜二人の遠い日〜(Cardamone、Windows)

 少女漫画ノリっていうかヅカノリ。男前な主人公がミステリアスな美少女を追っかける+積極的な同級生。

【ま】

マリア様が逆転(SRO SOFTWARE、Windows)

 マリみて+逆転裁判の同人ゲーム。校内をうろつき回って証拠を集め、裁判に備えよう。フルボイス。


マリア様の贈り物(PsGシステム研究所、Windows)

 マリみて同人サウンドノベル。心温まるオムニバス。

posted by u_shino at 13:13| 百合物件 | 更新情報をチェックする

百合物件 ゲーム

【あ】

蒼い海のトリスティア
蒼い空のネオスフィア
蒼い空のネオスフィア どきどきアドベンチャー EffectiveE(工画堂、Windows)

 お店を作って街を復興するゲーム。特に攻略対象とかは居ませんが、ストーリーを進めていけば百合イベントが見られます。
 パルフェの濃ゆさと比べると、かなりライトっていうか友情寄りですが、一人ガチが居るので油断ならん。
 注:トリスティアとネオスフィアはプレステでも出ている模様。


アカイイト(サクセス、PlayStation2)

 伝奇風味のアドベンチャーゲーム。暴力的なシーンがあったり、吸血シーンがエロスだったりで年齢制限付きです。
 主人公が総受け丸出しのドジっ娘、攻略対象5人が全て女性。こんなゲームを待っていた。


エスカレーション HARDCORE(フェアリーダスト、Windows)

 エスカレーション蒼い抱擁のリメイク版。SM色の強いレズゲー。18禁。

【さ】

自慰倒錯(TinkerBell、Windows)

 通販でバイブとか買ってる内にオナニー狂になっちゃったOLさんの話。後輩をたぶらかす百合シナリオがあります。18禁。


純潔狩人(TinkerBell、Windows)

 処女の純潔を狙う女吸血鬼の話。18禁。


処女宮(mini、Windows)

 ミッション系の女子高が舞台のレズゲー。女子高生まみれになろう。18禁。


零〜紅い蝶〜(テクモ、PlayStation2)

 ジャンル的にはアクション+アドベンチャー。しかし百合スキー的には極上の百合ゲー。
 呪われた村に迷い込んだ姉妹が、悪霊と戦いながら脱出をはかる話です。主人公は妹。姉を守りながら、悪霊を倒して進んでいきます。結構怖い。
 美麗なグラフィックと不気味な空気感、秘密の儀式や過去の因縁といったおどろおどろしいストーリーが、姉妹百合を引き立てます。繰り返し出てくる「ずっと一緒にいよう」という台詞は、EDへの伏線になっとるんでしょうか。
 細かいですが、ダッシュかけたりして姉と距離が開きすぎると、置いてかないでって言われるのが萌えポイントだと思います。

【ら】

リトルウィッチ・パルフェ
リトルウィッチ・レネット(工画堂、Windows)

 お店経営ゲーム。攻略対象のほとんどが女の子。ほとんどと言うのは、どちらも野郎攻略シナリオがあるからですが、無視してかまいません。パルフェよりレネットの方が百合度が高くなってます。ツンデレがドジっ娘への想いに葛藤、というのが好みな人は是が非でも。

posted by u_shino at 13:12| 百合物件 | 更新情報をチェックする

百合物件 小説

【あ】

アカツメクサ、シロツメクサ(森奈津子、光文社文庫)

 短編集。表題作を含む3本が百合。  歪んでたりエロスだったりで読む人を選びますが、ガチです。さすが百合姫でコーナー持ってるだけある。


赤×ピンク(桜庭一樹、ファミ通文庫)

 メンヘル、女王様、女嫌い、の少女3人が夜の校舎でキャットファイト。何かを求めて空回るもどかしさが思春期っぽくて桜庭。


ウィッチマズルカ(水口敬文、角川スニーカー文庫) 1〜2巻

 魔法少女+姉妹百合。しっかり者の妹と、妹しか頭にない変な姉の話。「私が妹を守る」みたいなお姉ちゃんの溺愛っぷりと、それを多少ウザがりながらもちゃんと姉妹愛してる妹に萌えよう。


F(坂入慎一、電撃文庫)

 死ねない少女と死に無関心な少女が奇怪な事件に巻き込まれていく。お前ネクロフィリアかって位、「死」に固執した作品。激しい性格の子が、醒めた性格の子を必死で守ってるので百合認定です。

【か】

学園都市ヴァラノワール(桜庭一樹、ファミ通文庫)

 元気っ娘が勇者養成学校で頑張る。ツンデレやらボーイッシュとの友情が百合と言えなくもない。著者も「深読みして下さい」って言ってるし。

【さ】

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹、富士見ミステリー文庫)

 リアリストを自認する主人公と、自称人魚の転校生の噛み合わない友情。
 電波系な転校生が、愚にも付かないファンタジーを並べては主人公を苛立たせ、でも何故か仲良しみたいになってしまうのが可笑しいっていうか微笑ましいけど、それだけに所々に出てくる不吉な兆候が嫌な感じ。
 思春期特有の自意識過剰、不器用さみたいなのがすごく桜庭でした。


少女には向かない職業(桜庭一樹、東京創元社)

 分かってくれない母親と、人間のクズのような継父。ただ身を縮め、悲しみをやり過ごすだけだった少女に、変なクラスメートが囁きかける。「絶対バレない人の殺し方、教えてあげる」
 頭の悪いクソガキvsどうしようもない大人。こんな構図をここまで綺麗に描けるのはやっぱり桜庭。


推定少女(桜庭一樹、ファミ通文庫)

 子どもでも大人でもない「少女」を巡る冒険。大人への苛立ちや不信感は誰もが経験した事あるものだと思います。不思議な少女に導かれて逃走。大人たちから逃げる夢をよく見ていた人は必読。


ストロベリー・パニック!(公野櫻子、電撃文庫) 1〜2巻

 浅川氏(M.V.T)曰く「偽マリみて」。言い得て妙です。
 女子高が3つあって、そこで何組もガチなカップルが居て、生徒会長はみんなの憧れの的で……あああ登場人物覚えるの面倒くせえ。巻頭の紹介コーナーと本文を行ったり来たり。シスプリかよ!
 特に中身はありませんが無駄にエロス。お手軽に百合萌えしたい時に読めば良い。
 でもアニメは割と面白かったです。主に清水愛が。エンディングは必見。
 追記:小説も段々面白くなってきた。そしてアニメは、夏目漱石や地球温暖化について語る真面目な社会派ドラマになってた。

【た】

天槍の下のバシレイス(伊都工平、電撃文庫) 1〜2巻

 ある日突然現れ始めた怪物たちのせいで日本が分断しちゃった世界の話。
 破滅に向かう世界の気怠さが心地良い。それでも諦めずに戦おうとする少年少女の真っ直ぐさが素敵。そして生真面目な軍人少女と呑気な眼鏡っ娘の絆が良い百合です。

【な】

猫背の王子(中山可穂、集英社文庫)

 プレイボーイな演劇女性の赤裸々な告白。生々しい。主人公は自称「女太宰」……それは太宰に謝った方が良いよ。真面目に読む人と、半笑いで読む人に別れると思います。僕は何故かジョルジュって名前にツボって笑い死にました。

【は】

バニラ a sweet partner(アサウラ、集英社スーパーダッシュ文庫)

ふとしたことから人殺しに手を染めてしまった少女2人と、それを追う刑事2人。
オーソドックスに逃避行してます。二人の世界に浸りながらも、どこか先の無い感じが心中前夜といった感じで切ない。そのクローズな世界に刑事=大人の視線が入り込むことで、物語の深みが増しています。
文体もストーリーもしっかりしてる。多少ベタだけど悪いベタさじゃない。百合+刑事ドラマ+ガンアクション+学園ものという無茶な食い合わせながら、しっかり読ませる正統派ライトノベル。
何となく嫌いってだけで殺されちゃった子はどうなるんだ、というのを除けば普通に神作品。


滅びのマヤウェル(岡崎裕信、集英社スーパーダッシュ文庫)

 「その仮面をはずして」「この愛がナイフでも」の2巻まで出てます。「フレイアになりたい」の位置づけがよく分からない。番外編?
 主人公の元にロリっ娘が押しかけて同居生活&同級生との友情や恋、プラス超常現象というラノベのテンプレ通り。生意気な妹キャラ、大人しめの美少女、知的なお姉さん。はいはいお取り揃えお取り揃え。と読んでたところを予想外の百合っぷりに撃沈させられた。
 主人公が男を装った女でなおかつヘテロ寄りであることや、魔法の力で性別転換!みたいな展開が百合百合しさを薄くしてますが、普通に百合認定して構わんと思う。特に2巻以降。
 あんまり言うとネタバレになるので言わないけれど、登場人物の一部が恋愛に狂いすぎです。愛がナイフです。
 文体がアレなのに耐えきれるかどうかが分かれ道。

【ま】

マリア様がみてる(今野緒雪、コバルト文庫)

 百合ブームの放火犯の一人。某所で「寸止め百合」と称されていましたが、確かにガチは性さましか居ない。直接的な同性愛表現は無きに等しいです。なのに何だろうこの濃ゆさは。
 アニメは動いて喋る分、更に濃厚でした。でもTV放映は深夜じゃなくて朝。正気の沙汰じゃありません。


まるくすタン 〜学園の階級闘争〜(おおつやすたか、サンデー社)

 もえたん的なものかと思って買ったらただのレズ小説でした。多少こじつけ感は否めないものの、笑いどころはそれなりに。


卍(谷崎潤一郎、新潮文庫)

 人妻×少女とか、関西弁とか。ねちっこく、変態っぽく、ゲップが出るほど濃厚な内容になっとります。
 映画化もされていますが、ううん。やっぱり文字の方が萌えると思う。

posted by u_shino at 13:11| 百合物件 | 更新情報をチェックする

百合物件 漫画

【あ】

相沢家のえとせとら(真末たつや、メディアワークス) 1巻

 三人姉妹のほのぼの4コマ。しっかり者の末女が主人公。
 百合っ娘がいるのと、お姉ちゃんの溺愛っぷりが百合のような気がします。
 笑い的にちょっと弱い気がする。落花流水のようなヌルさ。ヌルい百合4コマが読みたくて、かつ絵柄が好みなら買い。

あいたま(師走冬子、双葉社) 1〜3巻

 アイドルオタク少女とアイドルの卵たちの目眩く日々。アホ百合4コマ。
 ツンデレ、不思議ちゃん、ロリっ娘、巨乳、各種お取りそろえな親切設計。
 ツンデレの焼き餅っぷりが。有り得ないほど有り得ない。何その私を見てよオーラ。


青い花(志村貴子、F×COMICS) 1〜4巻

 帯の文句「もし私の好きな人が女の子だったらどうする?」→即購入。想像を上回るガチっぷりでした。これはヤバい。
 失恋、三角関係など、要所要所にシリアス展開がありつつも、全体的にのんびりというか、優しい印象を受けます。みんな良い子だからかね。あと絵柄のせい。少女漫画タッチで、崩し顔が可愛い。特に主人公のビックリ顔ときたら……!
 神認定で問題無いと思います。


暁色の潜伏魔女(袴田めら、双葉社) 1巻

 待望の第二作。魔法学園を舞台に繰り広げられるちょっと切ない人間模様。
 要するに最後の制服のファンタジー版でしょ、と思ったら共学でした。そんなに百合百合はしてなかったものの、じゃあヘテロかっていうとそうでもなく。ガチだった前作に比べ、如月先輩的な人が一人いる他、今のところ友情百合以上のものは見あたりません。
 という訳で百合的には普通の良作どまりというか、未だ不確定な部分が多くてコメントしづらいです。ただ、可愛らしさ・ほのぼのがありながらどこか残酷さがのぞく、袴田の魅力は健在なので、袴田ファンは買いでOK。今後の展開に期待です。


AQUA(天野こずえ、BLADE COMICS) 全2巻
ARIA(天野こずえ、BLADE COMICS) 全12巻

 癒し系。偽イタリアで船漕ぎ。
 そんな大したストーリーの起伏はありません。見事な情景描写とほのかな百合臭に癒されれば良い。


@ホーム〜姉妹たちの想い〜(高木信孝、富士見書房)

 メイド喫茶を舞台にした百合コメディー。
 受け受けしい主人公を先輩たちが溺愛する、という構図はいつも通りというか、要はココロ図書館のメイド喫茶版と思えば良い。作者のノリについていけるかどうかで評価は分かれる。


アップル・デイ・ドリーム(城之内寧々、一迅社) 1巻

 ツンデレ巨乳とヘタレノッポのバカ百合4コマ。  ゴスロリだか何だかの服屋が舞台なので、毎回物凄い服が見られます。  面白いんだかどうなんだか微妙なライン。おバカでブラックなノリについていける奴だけ笑え。


苺ましまろ(ばらスィー、電撃コミックス) 1〜6巻

 小学生がウダウダじゃれ合ってるので百合認定。オフビートな笑いが好きな人、及びロリコンさんは必読です。


いつもいっしょに(大井昌和、竹書房) 全2巻

 体は子供、頭脳も子供の女教師と、体は大人で頭はバカな女子高生という変な姉妹が繰り広げる学園4コマ。
 姉が異常にベタベタしたがる点が姉妹百合?妹の方はいかんせんバカなのでウザがるのみ。でも最後の方では……
 4コマとしては微妙に滑ってる感がしなくもないけど、百合っぽい描写が多少あるので紹介。ぬるいのが読みたい人はどうぞ。


える・えるシスター(邪武丸、一迅社) 1〜2巻

 ノッポで内気な妹(シスコン)と、自由奔放な姉(性的な意味でシスコン)が主人公の姉妹百合。
 姉妹百合は一方通行のパターンが少なくないが、この姉妹はちゃんとどっちも重度のシスコン。姉に振り回される妹がいい。


えんまちゃん(かがみふみを、双葉社)

 ちょっと内気な小学生と、地獄からやってきた閻魔大王の娘の友情を描くハートウォーミングストーリー。
 オーソドックスに友情百合してて和む。絵がロリコン気味なので、その辺で評価分かれるかも。フィギュア17系列か。


ordinary±(高橋慶太郎、小学館)

 殺し屋少女のハードボイルド漫画。
 淡々と殺しをこなすばかりの話が続きつつ、普通の生活に憧れたり友情を求めたりする不安定な内面が痛々しい。
 それをからかい混じりにかまいたがるお姉さん。保護者的な部分もありつつ、ほんのり百合風味。


オクターヴ(秋山はる、講談社) 1〜3巻

 元アイドルが近所のお姉さんと何となく関係を持ち、ズルズルのめりこんでいく。
 とかいうと昼ドラ的ですが、何とも透明感のある話。淡々としたモノローグ、微妙な表情の変化の端々に、主人公やお姉さんの抱える淋しさ・不安感がにじみ出て切ない。


オトシモノ―stay with(林ふみの、角川書店)

 呪われたブレスレットから始まる恐怖。オーソドックスなホラーでしたが、主人公が双子の姉妹だったので百合認定。襲いかかる恐怖の中で、互いが互いを守ろうとする絆に萌えろ。


乙女ケーキ(タカハシマコ、一迅社)

 百合姉妹、百合姫での発表作品プラス書き下ろし。
 良い意味でメンヘル。「毒入り百合スイーツ」という帯の煽りが全てを物語る。
 やばいくらいに繊細でエロスで鬱です。もちろん明るい話もあるんだけど、そこでもやっぱり思春期独特の苛立ちなり残酷さなりがしっかり描かれていて、仄暗さがのぞくという。この黒さは誰にも真似できないんじゃなかろうか。
 精神系百合の最高峰。問答無用で神認定。

【か】

GIRL×GIRL×BOY乙女の祈り(KUJIRA、双葉社)

 タイトル通り、女2人と男1人の三角関係を描く少女漫画。
 と思いきや百合展開に。要はチープな神無月と思ってもらえれば。
 展開が早すぎるというか色々端折りすぎなのが難点か。少女漫画風味な神無月を読みたければどうぞ。


Girl Friends(森永みるく、一迅社) 1〜3巻

 神こと森永みるくの再臨。明るく元気なロング×おとなしめなショートといういつも通りの組み合わせ。
 くちびるためいきさくらいろを繰り返すのかと思いきや、展開は割とスロー。1巻は友情編。
 友達になろうよ!ありがとう。という明るさがありながら、些細なことで気まずくなったり疎遠になったり。とにかく心情描写が細かくて良い。この辺が神の神たるゆえん。全然タイプの違う2人が仲良くなっていく様をほのぼの和みながら見よう。
 と油断してたらラストでアレだもんな。今後の展開から目が離せない。


学園LikeLoveLife(NAL=ASK、司書房)

 ページを開いて一発目、「商業レベルの絵じゃねえ!」と激高しかけるも、最後まで読み終わって、途中で放り出さなくて良かったと思えました。そんな本。
 特に筋らしい筋もなく、女子高生がワイワイやってるだけ。その中に百合臭がしたり真性の百合っ子がいたり。
 ぬるーく百合っぽいのが読みたいときにどうぞ。


カルボナードクラウン(東雲水生、双葉社) 1巻

 平凡な女の子が高貴な家柄のお嬢様と出会って、というパターン。お嬢様はツンデレ。  という食傷気味なパターンながら、ツンからデレまでが長いというか一筋縄でいかない感じなので、ちょっと続きが気になる。  東雲作品には珍しく、尺の長いストーリーもの。今後の展開に期待。


かわいいあなた(乙ひより、一迅社)

 百合姫の短編集+描き下ろし。
 ボンヤリした空気感や細やかな心情描写は、如何にも少女漫画といった印象。
 系列としては同じ百合姫で連載中のタカハシマコか。タカハシマコが黒ならこっちは白、骨の髄までハートウォーミング。それでいながら安易なハッピーエンドに走る訳でもなく、片思いあり振られ話ありで、どの話もしっかりした造りに仕上がっている、かなりレベルの高い一冊。
 百合で和みたいなら是が非にも買うべき。


狐とアトリ −武田日向短編集−(武田日向、富士見書房)

 短編集。表題作ほか、2作品収録。
 狐とアトリ:神社が舞台の和風姉妹百合。優しい姉とまっすぐな妹。ちょっと不思議で切ない話。
 ドールズ・ガール:病院で同室になった同士の少女の友情百合。永遠がテーマのシリアス話。
 やえかのカルテ番外編:ぬるい番外編。本編読んでないと分からないかも。
 つまりは全部百合。しかも武田日向。何という贅沢な。


君に届け(椎名軽穂、集英社) 1〜6巻

 見た目暗くて友達いない、あだ名は貞子。そんな主人公が、或る男の子との交流をきっかけに少しずつ変わり始め、クラスのみんなとも仲良くなっていく、というオーソドックスなシンデレラ的構造。無駄に爽やかな青春ラブストーリーです。
 なので基本はヘテロなんですが、クラスで最初に親しくなった女子2人が熱い。っていうか男前。貞子のことにかけては少年漫画顔負けの熱血っぷりを披露してくれます。友情系百合としては完璧と言っていい出来なのでは。
追記:小説版発売中。1〜2巻の内容を忠実に再現。


きもちのかたち(北尾タキ・みとうかな、コスミック出版) 上・下巻

 桜井家の同人誌を2冊にまとめた百合2編。
 バスケ部の主人公がぶつかり合いながら突き進む熱い百合と、大人しめの主人公が悩んで怯えながら進む静かな百合。
 がっつり分厚く中身の濃い一品。


教艦ASTRO(蕃納葱、芳文社) 1巻

 職員室を舞台にした萌え4コマ。帯の官能云々は嘘です。絵柄はエロいが。
 主人公は元気いっぱいの体育教師。愉快な仲間達と一緒に教員ライフを満喫、楽しい日々を送ってます。ただ、一人だけ百合な人が潜んでる。鼻血吹いたり盗撮したり、明らかに主人公は狙われてるんですが、体育教師ゆえのバカさで気づかない。
 他の登場人物は百合でも何でもないです。メインキャストが4人いて、その中の一人が危ない百合キャラってんで紹介しただけです。全体的な空気は特に百合っぽくない。
 2ちゃんネタがちらほら。エロ描きって大体そうだよね。


キン肉マンレディー(小川雅史、集英社) 1巻

キン肉マン女体化漫画。
天然・巨乳・ワシっ娘なキン肉マンレディーが、各種お取りそろえな超人たちと熱い友情百合を繰り広げる。
安いが萌える。崩し顔が可愛い。おっぱい。筋がスカスカに見せかけて、ちゃんと読ませる。ダークホースです。ゲテモノですが。


ぐーぱん!(榛名まお、芳文社) 1〜2巻

 萌え百合4コマ。単なる萌え系かと思いきや、割と笑える内容だった。
 目つきが悪くて誤解されがちなロリっ娘、それをいじって遊ぶアホの子、保護者役の眼鏡っ娘というバランスの良い3人が主役。
 アホ子はロリ子をかまいすぎだと思う。だがそれがいい。


KOOLS 愛し方を知らないあなたへ(高橋美夕紀・渡辺満喜子、講談社)

 異性愛者として生きる自分に違和感を覚えていた女性が、ビアンの野球チームを通じて愛情や権利に目覚めていく、異色の社会派少女漫画。ほか、レイプとDVを題材にした短編を収録。
 つまり社会派。何というか、いい話だったんだけどテーマを全面に押し出しすぎて、百合萌えとかじゃなくなってた気がする。そういう話じゃないんだから当たり前ですね。
 真面目にお勉強したい人は買えばよい。TEENAGE BLUEと同系列?


くちびるためいきさくらいろ(森永みるく、百合姫コミックス)

 コメディあり、ゲロ甘あり、ビターあり。各種ガチ百合取りそろえ。心理描写が細かいです。あと、エロ漫画出身なのでエロスが分かってる。いやあ、女子高生って良いですね!
 これを超える百合漫画は、そうそう現れないんじゃなかろうか。無条件で神認定。


黒鉄ぷかぷか隊(栗橋伸祐、イカロス出版) 1巻

 軍艦百合という奇怪な新ジャンル。
 第二次世界大戦が舞台・主人公が日本の軍艦乗りという設定なので、今後の展開が翼賛というかニホンちゃん的にならないかやや不安。和風美少女が、変態のドイツ少女や好色なイギリス少女から(性的な意味で)狙われる、ドタバタ百合漫画。のまま終わってくれればいいのだけれど。
 とりあえずゲテモノには違いない。しかし萌える。


クローバー(乙ひより、一迅社)

 4姉妹の百合オムニバス。悲喜こもごも。
 少女漫画の絵柄で、のんびりした空気の百合を楽しみたい方は是非。


けいおん!(かきふらい、芳文社) 1〜2巻

 軽音部が舞台のゆるゆる女子高生ライフ。4コマ。
 マリみて同人で名の知れた、若干ロリ気味の絵柄の人。
 ガールズバンドということで、楽器と少女の組み合わせが新鮮。別に百合狙いでも無かろうが、みんな仲良しなので紹介。


ゲノム(古賀亮一、カラフルコミックス) 全4巻
新ゲノム(古賀亮一、メガストアコミックス) 1〜3巻

 萌えて笑って昆虫のお勉強、学習漫画風味のエロギャグ漫画。
 セクハラ担当の変なロボット、ツッコミ担当の眼鏡お姉さん、天然担当のエルフが主人公。
 「緑色の美少年とレズしか出て来ない」らしい。緑色の美少年ってのは、ロボットとバッタなので実質百合で良いと思います。ツンデレやフタナリが出てきていよいよカオスな展開に。


ゴクジョッ。〜極楽院女子高寮物語〜(宮崎摩耶、グリーンアロー出版社) 1巻

 酷い下ネタ漫画。下ネタ的なことを仕掛けるのも仕掛けられるのも女の子なので見ようによっては百合?
 身体の描き方なんか凄いエロスだし、際どいショットのてんこ盛り、なのに何の性的興奮も喚起しないというのは驚嘆に値する。そして百合的にも、要素としては性的なレベルでまで百合なものが含まれているのに、全く普通に百合をする気がない。もったいないが潔い。とはいえ、ノリに慣れればギリギリ百合認定できる。ので紹介。
 粗暴・自己中・異常なまでのバカと3拍子揃った主人公が何も考えずに暴走して、仲間たちがそれに振り回されて、乳やマンコを丸出しにしてエンド、の繰り返しばかり。狂ってる。頭の悪い百合スキーは今すぐ買うべき。


ココノカの魔女(桐原いずみ、双葉社)

 「ひとひら」の桐原いずみが送る、ファンタジー系ハートウォーミングストーリー微百合風味。
 心優しい魔女と村娘たちの友情、そしてそれを取り巻く人々との触れ合い。のんびりした空気に癒されれば良い。


ココロ図書館(高木信孝、Dengeki comics EX) 全3巻

 森の中の図書館で、メイド服の三人姉妹が司書やってます。メルヘンでほのぼの。
 寄ってたかって一番下の妹を愛でてます。長女が犯罪スレスレな感じにベタ惚れで、次女はさりげなく可愛がる。
 ストーリー性は多分アニメの方があるけど、エロスは漫画が上だぜ。


この願いが叶うなら(袴田めら、一迅社)

 袴田短編集。といえば全て内容が伝わるほどに、いつも通りの袴田節。
 表題作、百合の三角関係がメインで、あと短編がいくつか入ってます。
 ドロドロしそうなのにしないあたり、さすがと言うしかない。


コングラッチュレイプ(祭丘ヒデユキ、晋遊舎コミックス)

 狂ってるとしか思えない(讃辞)。下品とエロスとシュールとハイテンションの佃煮。ここまで笑えるエロ漫画は他に無い。
 フタ×♀有、姉妹百合の一級品が入ってる、の理由からここで紹介しました。18禁。

【さ】

最後の制服(袴田めら、まんがタイムきららコミックス) 全3巻

 女子高の寮が舞台のガチ百合ストーリー。切なめですが笑いもあります。みんな片思い。


咲 Saki(小林立、スクウェア・エニックス) 1〜2巻

 麻雀に天賦の才を持つ主人公と麻雀部の仲間たちが全国大会を目指す。
 勝負ごとなので熱い友情百合が見られます。麻雀知らなくても話の筋が追える親切設計。
 主人公が姉との再会を願っていて、姉妹百合の予感がします。


ささめきこと(いけだたかし、メディアファクトリー) 1〜4巻

 百合っ娘な親友に片思いの百合っ娘が主人公。こういうパターンは案外珍しいかも。同性同士という難関はクリアされていながら、でも自分は相手の好みじゃないという。
 誰にでもささめくべき秘密がある、という煽りからシリアス系を予想してたら割と古いノリのラブコメだった。
 1話は割とシリアスだったんだけど。途中から凸凹百合コンビやら女装少年が出てきてカオスに。
 ささめくどころか大声でふれ回っておる。しかし何時またシリアスに転ぶか分からないダークホース。


サタニスター(三家本礼、メディアファクトリー) 全5巻

 圧倒的な暴力で殺人鬼を狩りまくるキチガイシスター・サタニスター。ひょんなことから彼女の下っ端になってしまった苛められっこ女子高生のいづみは、何でか世界中の殺人鬼が集う天下一武闘会に参加するはめに……
 おっぱいとケツとモツがてんこ盛り。エロス&バイオレンスに女同士の熱い友情、それが三家本クオリティ。


さつきばれっ!(真田一輝、芳文社)

 お江戸を舞台に、暴れん坊な岡っ引きとクソ真面目な同心が繰り広げるドタバタコメディ。
 百合的には微百合にも満たないほどの微百合。落花流水みたいなのは期待しない方がいい。女の子たちが楽しく騒ぎ暮らすのが見たい、ベタながらも綺麗なオチのコメディを読みたい、というような方々はどうぞ。


しはるじぇねしす(近藤るるる、メディアファクトリー) 1〜5巻

 ドジッ子な主人公と世話焼きな親友を軸に話が進んでいきます。実は2人は前世では、魔王と天使という仇敵同士なのでした。現世に復活した悪魔たちは、天使との戦争を始めるべく、主人公の中に眠る魔王の魂を目覚めさせようと陰謀を巡らせます。親友はそれを必死に阻止しようとしますが……なんて、まるでシリアスストーリーのような紹介ですが、シリアス展開は一切ないです。
 空回る悪魔たち(美少女含む)が愉快なコメディタッチ。ほんのり友情百合気味な、ゆるーい萌え百合ハルマゲドン。


シャーリー(森薫、Beam comix)

 メイド少女と女主人の温かな絆。直接的な描写は無いけどこれは百合でしょう。


シュガーはお年頃(二宮ひかる、少年画報社) 全3巻

 もじゃもじゃ短髪・眼鏡・ソバカスという今時見かけない主人公(変な子)が、微妙に古い歌を口ずさみつつ、仲間ハズレにされてる美少女と友情をはぐくむ話。
 何というか全体的にノリが古い。そしてたまにエロい。ドロドロの展開になりそうな場面でもサラッと明るい方向へ向かう。
 友情百合認定していいはず。


春夏秋冬(蔵王大志・影木栄貴、一迅社)

 百合姫きってのエロス漫画がついに単行本化!
 乳揉み魔×眼鏡、色情狂×男性恐怖症の二組が主人公。プラス、女教師同士の大人の話も。絵柄といい話の展開といい、妙にやおいっぽいものの、全体的なクオリティは低くない。
 おまけで百合姉妹時代の短編を収録。思えばあの頃からエロかった。


純水アドレッセンス(かずまこを、一迅社)

 百合姫期待の新人(個人的に)が遂に単行本を出した!短編集。
 純粋真っ直ぐド直球な青春百合群像。とにかく真っ直ぐ、そして熱い。熱いのに繊細。おそらくは神の類。


少女ファイト(日本橋ヨヲコ、講談社) 1〜3巻

 バレーに青春をかける少女たちの姿を描く、今時珍しい熱血スポ根漫画。
 基本はヘテロであるものの、スポ根なので支え合いや憧れ、ライバル意識など友情系の百合が見られる。
 主人公の才能に嫉妬してつい酷いことを言ってしまい、それをずっと後悔し続けてる娘が最萌え賞です。
 バレーが分からないと筋が分かりにくい、熱血系のノリや独特の絵柄が人を選ぶ、といったネックはありますが、慣れればどうということはありません。百合を楽しみたければ慣れるんだ。


女子高生(大島永遠、アクションコミックス) 全9巻

 女子高の話ですがマリみて的な展開は一切ありません。ひたすらバカで下品。
 でも友情や姉妹愛が描かれてるので一応百合認定。
 漫画も面白いけどアニメも良し。生天目と能登って。


白いバラの乙女(江平洋巳、小学館)

 女子校を舞台に、残酷な学園の女王と中二病な主人公の不思議な関係を描く。
 女王に弄ばれながらも何故か惹かれる主人公、クールなフリして主人公にペース乱されっぱな女王。
 と書くと、まるで女王がツンデレのようですが、そんな生やさしいもんじゃない。悪意の塊みたいな人です。
 かなりドロドロな昼ドラ仕立て、というか途中からヘテロが主軸に。でもラスト付近で百合濃度が跳ね上がるので、百合目当てに読むのは間違いではない。


シンプルノットローファー(衿沢世衣子、太田出版)

 女子校の日常。としかいいようのないシンプルな内容の短編集。
 超個性派が大暴れしたり、ゆるーいギャグとか、リアルなあるあるネタとかがある訳じゃなく、スナップショット的なもの。日常の何気ない1頁を、さらりと軽快に描き出す。爽やかな青春漫画。
 百合的には友情百合が微弱レベルで検出されるくらい。


侵略!イカ娘(安部真弘、秋田書店) 1〜4巻

 海からやってきた侵略者イカ娘と、その居候先の海の家の人たちの、ほのぼのコメディー。
 百合的には、イカ娘が幼すぎてなかなか百合的なところまで行かない。しかし何人かイカ娘萌えな人がいるので無理に百合認定。
 ギャグ漫画的には順当に面白い。正統派というか、話の進め方も上手いし、結構なペースで上手いこと言う。


スズナリ!(石見翔子、芳文社) 全2巻

 猫が神様に頼んで人間にしてもらって、元飼い主(?)の家に押しかけ女房的に居着き、妹として暮らし始める。
 妹が異常に姉に懐きまくり、姉もウザがりながら満更でもないという、姉妹百合の手本のような萌え4コマ。


ストレイリトルデビル(森小太郎、メディアワークス) 全5巻

 うっかり悪魔の世界に迷い込んだ主人公が、悪魔として生活しながら元の世界に帰る方法を探す、ライトタッチなファンタジー話。
 主人公は悪魔ってことになってるので、天使と仲良くしてはいけない。でも何故か天使の中に、元の世界での親友にソックリな女の子がいて、どうしても友達になりたくて……という禁断の恋的な友情百合が一つ。そして同じ悪魔の仲間たちと、色んな試練を乗り越えながら徐々に仲良くなっていくという少年漫画系の友情百合が一つ。一粒で二度美味しい。前者の方は物語が佳境に入るにつれ、友情かどうかも分からなくなってきます。5巻のカバーを取ってみて笑った。
 基本コミカルなのでサラッと読めます。ヴァラノワ好きには合うかも。


ストロベリー・シェイク(林家志弦、百合姫コミックス) 全2巻

 和風タトゥーなどという煽り文句も今や古くなってしまった。タトゥー良いのになあ。
 ツンデレと天然ノッポが中心ですが、サブキャラ達も良い味出してます。テンションが高くて楽しい。


空色動画(片山ユキヲ、講談社) 全3巻

 暗い子、ヤンキー、フリーダムな女子高生3人組が「アニメ作ろうぜ!」。
 爽やかな青春漫画。とにかく元気。熱い友情百合が見たい人は是非。


ゾンビ屋れい子(三家本礼、ぶんか社) 全11巻

 女子高生れい子がゾンビを家来に悪漢どもをぶちのめす、お色気満載臓物満載のB級スプラッターアクション。
 登場人物は大体悪者かイカレポンチで、主人公でさえエゴ丸出しの冷血漢なので、「タイが曲がっていてよ」的な百合は期待できず。しかし少年漫画的な友情百合、そして主人公格の二組の姉妹における歪んだ姉妹百合、あとは女性なのにロリコン殺人鬼とか、一風変わった百合が好きな人は気に入るかも。
 思いっきり悪趣味で安っぽくて狂ってて、でもついつい引きこまれて読んでしまう。不健全にエネルギッシュな逸品。
追記:文庫版で復刻中。3巻には某百合キャラの原型と思しき短編「妹」が載ってるので興味ある人は是非。

【た】

第七女子会彷徨(つばな、徳間書店) 1巻

 近未来友情百合コメディー。トンデモな日常で仲良くなっていく女子高生2人を描く。
 不思議なノリの変な漫画。それ町にSF設定を混ぜて友情百合をやったらこうなるんじゃないか。


忠犬ディディー(古賀亮一、HYPER HOT MILKコミックスシリーズ)

 セクハラ担当の変な犬と、ツッコミ担当の女子高生と、天然担当の女アンドロイドが主人公。
 ゲノムやニニンがシノブ伝に比べて百合色は弱いかも。


断罪者 Tetragrammaton labyrinth(いとうえい、ワニブックス) 1〜4巻

 シスターとゴスロリ少女が妖魔を狩るアクションホラー。
 流血や手足の切断、臓物などが当たり前のように出てくるので、人を選ぶのでは。ただしエグいと言っても耽美なエグさ。Y太系と言うよりはCLAMPのX的なもの。
 百合的には、主人公2人の深い絆に注目。物語的な深みとかはあまり期待せず、ダークな空気感と少女たちの衣装を楽しもう。
 参考:いとうえいはエロゲーの漫画化である「らいむいろ戦奇譚☆純」(角川書店)で百合をやらかした強者です。麻と絹、綸子と更紗のやり取りが百合かった。アニメの方でも若干それっぽい描写あり、余裕のある人はチェックしてみては。


ちえのわ(小だまたけし、SEED!COMICS)

 平凡な女子高生とお嬢様の友情。平凡さからの脱却を目指す主人公と、周りの期待通りに振る舞うのに倦んだお嬢様のやり取りがGJ。


ちびもの 〜ちびのもののけ〜(東雲水生、双葉社) 全3巻

 ごく普通の女子中学生若葉と、その家に住み着く物の怪たちが繰り広げる、ちょっと不思議なハートウォーミングストーリー。
 物の怪は、悪戯なちびっ子神様、セクシーな化け猫、クールな座敷童の三匹で、全員女の子です。みんな本来人間とは交流しない存在だったのですが、若葉との出会いでこういうのも悪くないぜという方向に。若葉を全力で慕うようになります。友情百合というか家族愛的な関係性で、若葉が年かさの姉なら物の怪連中は幼い妹たちといった感じ、もしくは親鳥と雛。互いを想い合うやり取りの、いじましさ可愛らしさに萌え和むこと請け合いであります。
 ヘテロ的な部分も無くはないですが、大して広がらないのでご安心を。本筋は若葉と物の怪たちの交流です。ちっちゃな雪使いシュガーと同系列と言えば分かりやすいかも。


ちょいあ!(天蓬元帥、徳間書店) 1〜2巻

 姫カットなロリっ子がオタクな学友たちに愛でられる4コマ。
 ぬるい笑いと過剰な萌えと肉感的なエロス。全員が当然のようにアニメや同人誌の話をしているカオス空間。
 百合は狙いすぎな気がするものの、受け受けしいだけだった主人公が段々満更でもなさそうに、という流れは好感を覚えた。


つぶらら(山名沢湖、双葉社) 全4巻

 ほのぼの高校生ライフ。  主人公は美少女アイドルグループ「キャラエン」の大ファン。結構ダメな子。ところが人間関係の下手さが幸運にも「クールビューティー」と勘違いされて、アイドルオタクゆえの暴走・失敗全てがその文脈で極めて好意的に曲解されてしまう。ひたすらに食い違い続ける主人公と周囲の人々の有り様が可笑しい。
 百合的には、主人公が美少女アイドル好きってところとか、クールビューティー(誤解)な主人公に憧れる友人達とか、微弱な百合風味を味わおう。


つぼみ(芳文社) vol.1〜3

 まんがタイムによる百合アンソロジー。
 シリアスあり、コメディありのよりどりみどり。全体的にクオリティ高い。しかもボリュームがっつり。
 是非とも長続きして欲しいところ。


Dear Emily...(瑚澄遊智、一迅社) 1巻

孤児院育ちの主人公が、大きな屋敷でメイドとして雇われる事になり……。
お嬢様やメイド仲間、街の人たちとの交流を描いたハートウォーミングストーリー。
少女パレアナや赤毛のアン系列。
百合的にはハイクオリティな微百合。繊細な絵柄に微妙な心情描写、シャーリーとはまた違った百合メイドの良さがありますぜ。

TEENAGE BLUE(田郷ミワ、講談社)

短編4本中2本が友情百合。
一つはいじめの話で、もう一つは家族との確執。
どっちも「私がいるからね!」という展開になりやすいテーマ。
話の展開は若干早すぎるかも知れない。短編集だからしょうがないけど、もうちょっとのばして心情描写を細かくしてくれたらもっと良い百合が出来上がったかも、という残念さはありつつも、良作。


デスフェイス(氏賀Y太、ティーアイネット)

 Y太をここで紹介するのもどーなんだろうと思いますが、長編「マテリアル」に百合を感じたので紹介します。徹底的に虐待される仲良し2人、血みどろ地獄の中に百合が咲く!
 グロばかり取りざたされがちな人ですが、何げに百合が上手いと思う。「jingle bells」(GAME OVER)や「泣き虫病」(毒どく猟奇図鑑)など、他の単行本にも百合な短編があります(どっちも姉妹百合)。
 とは言え、やはりY太は好みが激しく分かれるところなので、解剖とか人体改造が嫌いな人にはおすすめできません。18禁。


刑事が一匹 牙の女王(きたがわ翔、モーニングKC) 全4巻

 男臭い刑事の世界を描きたかったんだろうな、という主旨は重々承知しております。ストーカーの話を主軸に、対応の鈍い警察批判やら、マスメディアの危険性やらメッセージ性を強く打ち出した作品でした。はいはい社会派社会派。
 しかし、それは置いといて百合でした。ストーカーの加害者も被害者も女性。サイコさんが狂おしいほどにベタ惚れです。というか狂ってるんですが。「私があなたを食べ尽くしてあげる」なんて台詞、普通の百合っ娘にゃ言えないぜ。
 表紙で引くのは勿体ない。暑苦しいお兄さん達は無視して、壊れた百合を楽しもう。


天獄パラダイス(凪庵、芳文社) 1巻

 妹が欲しいとサンタさんにお願いしたら、天国と地獄から可愛い幼女がやってきた!
 絵柄が好みで、ぬるく和みたければ買い。ストーリーは無いことも無いけど正直スカスカなので、幼女に萌える女子高生に萌えることだけを目的に読むべき。
 地獄幼女のお供の雄猫が微妙に出張ってるものの、気にするほどではないと思われます。


天使か悪魔(佐野タカシ、Xコミックス)

 短編集。ロリ体型がコンプレックスな少女と、男根がコンプレックスなフタナリの触れあいを描く「Complex」が百合っぽかった。18禁。


伝染歌 オリジナル版(秋元康・タケダケント・Team-Mojo、講談社)

 聞くと呪われる歌、というテーマのホラー短編集。
 大体が女子校舞台なので、必然的に百合が多くなる。
 軽く百合ホラーを楽しみたい人はどうぞ。


天秤は花と遊ぶ(卯花つかさ、芳文社) 1巻

 吸血鬼のお嬢様が平凡な主人公とふれあううちに心を開いていく。というベタな筋。ベタながらも順当に面白い。  吸血百合ということで、妖しげな雰囲気のファンタジーかと思いきや、普通の学園ものだった。吸血鬼ではなく吸血症=病気の人間という設定のせいかも知れない。エロスではなしに健全な友情百合の予感がする。


ときめき☆もののけ女学園(南国ばなな、一迅社) 1巻

 ひょんなことから妖怪の学校に迷い込んでしまった女子高生が主人公のドタバタ百合コメディ。
 良い意味で安いエロコメ。エロも笑いもクオリティ高。かつ百合展開周りの描写がきっちりしてる。


となりのカワンチャさん(月見里中、芳文社)

 ネパールの妖怪カワンチャさんと貧乳コンプレックスな女子高生の緩い日常。4コマ。
 ストーリーらしいストーリーは無し。ただ和むだけ。絵が弱いが、この絵柄だからこその和みかも、と思わされる、味のある一品。
 基本的に台詞がなく、記号だけで喋るカワンチャさんが不思議。


となりのネネコさん(宮原るり、新書館) 1〜2巻

 お人好しな主人公がゴーイングマイウェイな猫娘に振り回される、ドタバタ学園4コマ。
 普通の4コマながらも、友情を真面目にやってて好感が持てる。犬娘の話(1巻には未収録、Webで読める)はかなり丁寧に複雑な友情百合が描かれていたので、今後に期待です。
参照リンク http://heppocology.fc2web.com/


トランジスタティーセット〜電脳街路図〜(里好、芳文社) 1巻

 メカオタクの少女とツンデレロリっ娘が同居。そこに幼なじみがドジっ子メイドになって帰ってきて三角関係。
 というギャルゲーのような設定ながら、アキバの歴史・ローカル色を全面に出した変な漫画。
 安定した百合度。順当に面白い。


トリコロ(海藍、芳文社) 1〜2巻
トリコロMW-1056(海藍、メディアワークス) 1巻

 絵柄に慣れさえすれば、類い希なる萌え百合4コマ。
 主人公が馬鹿みたいにお人好しで、周りがそれに癒されるみたいなパターン。


どろろ梵(道家大輔、秋田書店) 全4巻

 手塚治虫「どろろ」のリメイク。
 登場人物が女性に生まれ変わった設定。女体化パロ的なもの。生まれ変わったので、百鬼丸とどろろは離ればなれになっている。
 百鬼丸が変な娘を引き連れて、どろろを探しながら妖怪退治の旅。一種のバディもの。

【な】

ないしょのつぼみ(やぶうち優、ちゃおフラワーコミックス) 1巻

 性教育的少女漫画の建前ですが購買層の8割方は……。分かってやってんだろうけど。
 予想外に百合分が入ってたので驚きのあまりここで紹介。もちろん基本はヘテロです。


ナ*ナ*キ!!(水谷悠珠、一迅社) 全3巻

 元気でバカで子供っぽい主人公と、苦笑しながら振り回される仲間達。
 女子校なので女の子まみれ。ちょっと粗いかなとか萌え狙いすぎかなみたいな部分はありつつも、しっかり絆を描こうとしててポイント高し。
 頑なな心がほだされるという、友情百合の王道パターンです。


ニニンがシノブ伝(古賀亮一、Dengeki comics EX) 全4巻

 忍者漫画ですが忍術とか全然関係なくエロギャグ。
 セクハラ担当の変な生き物&忍者たち、ツッコミ担当の女子高生、天然担当のくの一が主人公。
 くの一が女子高生にベタ惚れです。
 アニメは基本的に原作をなぞってる感じですが、オリジナルストーリーもあり。百合&お色気サービスたっぷり。
 ドラマCDの3巻は楓→忍な描写があって新鮮でした。


ネムルバカ(石黒正数、徳間書店)

 主人子と、ミュージシャン志望の先輩、大学生の2人暮らし。
 大学生活のウダウダっぷり、将来に悩むところや芸能界のあれこれ等、妙にリアルなのが石黒っぽい。
 ゆるいながらも何処か真剣な空気をまとう、不思議な作品。百合的には友情百合か?

【は】

白桜の園(宮城とおこ、クイーンズコミックス)

 タカビーなお嬢様が学園改革。主人公とメイドが百合かも。


箱館妖人無頼帖ヒメガミ(環望、講談社) 全5巻

 ボーイッシュでツンツンな少女が巨乳のアホ少女に懐かれつつ妖怪と戦う。
 という一行でまとまってしまうようなライトな内容。
 おっぱい好きな人は買うといい。
 エロス狙いかと思いきや、意外と熱血友情百合。


初恋姉妹(東雲水生、百合姫コミックス) 全3巻

 偽マリみてって言いたかったけど、ひびき玲音が噛んでるので言わない。
 優しい先輩への憧れ、というオーソドックスな百合です。しかしすんなり百合道に入りすぎな気がする。悩まんのかな。崩し顔が可愛い。


はやて×ブレード(林家志弦、電撃コミックス) 1〜10巻

 剣術学校が舞台の百合コメディ。
 暴走バカ×クールなツッコミが主人公。女子高なので、多種多様な百合ップルがおります。
 ストロベリーシェイクがガチ百合で、こちらは友情寄りの百合。


ぱりあんの園(イマイヒヅル、Gum comics)

 童顔巨乳がボーイッシュな先輩に猛攻。パンツ丸出しで。
 特に中身はありません。はだけた柔道着、バレエの衣装などにエロスを感じる方はどうぞ。


半熟女子(森島明子、一迅社) 1巻

 2人のガチ百合カップルが主人公のガチ百合漫画。
 丸っこい絵柄でエロスをやるので好き嫌いが分かれるかも。


ピエタ(榛野なな恵、YOUNG YOUコミックス) 全2巻

 この精神性はもはや信仰の域です。さすが少女漫画。


ピクシーゲイル(宮下未紀、角川コミックスドラゴンJr.) 1〜2巻

 幸薄い少女が、猫耳魔法少女に守られる話。
 ライトな百合を楽しもう。ストーリー性については、今後に期待。


ひだまりスケッチ(蒼樹うめ、芳文社) 1〜4巻

 美術科に通う女子高生たちの日常を描く萌え4コマ。崩し顔が可愛い。
 寮の話なので、風呂を借りたり料理をお裾分けしたり誰かの部屋で溜まったり、そういう生活臭のある仲良しっぷりが見られる。
 ガチな描写は無いけれど、みんなで仲良くまったりな雰囲気に癒されたのと、アニメ化に際して中の人に(_,’’’ ▽ ’’)が含まれていることを考慮して百合認定。


ひだまりスケッチアンソロジーコミック(芳文社) 1〜3巻

 4コマ原作の4コマ、しかも出版社が同じという珍品。
 真田一輝が無難にまとめ、袴田めらが場違いに圧倒し、kashmirはいつものようにkashmir。


ひとひら(桐原いづみ、双葉社) 1〜3巻

 内気な女の子がなりゆきで演劇部に入部。最初はいやがりながらも、次第に部員達との絆を深めていく。
 基本はヘテロのような予感がします。主人公と親友とのやり取りや、時々声が出なくなる病気の部長とそれを心配するライバルの関係が友情系の百合として楽しめなくもない。


ひなぎく純情女学園(ふくやまけいこ、徳間書店) 1〜2巻

 ちょっと古いノリの学園百合コメディ。
 特筆すべき何かは特に無いです。笑いも特に新しくなく。ただ何となく和む。
 ベタなコメディで百合を読みたい人向け。


ヒャッコ!(カトウハルアキ、ソフトバンククリエイティブ) 1〜4巻

考える前にまず行動!
アホの子と愉快な仲間達が元気いっぱい暴れ回る、爽やか友情百合コメディ。
テンポよく繰り出されるギャグ、コマからはみ出しそうな躍動感、合間合間に挟まれる、青春丸出しエピソード。
これはやばい。


PUREまりおねーしょん(高木信孝、Dengeki comics EX) 全2巻

 アンドロイドは人間と友達になれますか?というようなテーマが有るような無いような。
 ノリはココロ図書館と一緒ですが、よりガチに、よりエロスになってます。


貧乏姉妹物語(かずといずみ、サンデーGXコミックス) 全4巻

 貧乏な姉妹が支え合いながら健気に暮らしていく話。
 ストーリーとかテンポは正直、微妙だと思いました。でも姉妹百合という希少種は保護すべき。
 追記:巻を追うごとに面白くなっていきます。4巻で終わったのが惜しまれる。


プアプアLIPS(後藤羽矢子、竹書房) 1巻

 ブルジョワなお嬢様が貧乏なちびっ子に萌える百合コメ4コマ。
 お嬢様のツンからデレへの移行、ちびっ子の餌付けされっぷりが、ベタながら楽しい。


SF フェチ・スナッチャー(西川魯介、ジェッツコミックス) 1〜2巻

 ただのエロコメかと思ったら、百合含有でした。シュールな笑い。


不思議の国の美幸ちゃん(CLAMP、角川書店)

 女子高生が色んな世界に飛ばされてオネーサン達に弄られる話。特に内容は無い。
 CLAMP絵で女の子同士がいちゃつくエロコメが見たければどうぞ。
 CLAMPならむしろ、CCさくらやX、エンジェリックレイヤーなどの百合含有作品を挙げるべきかと思いながら、あえてこれを紹介します。


ふら・ふろ(カネコマサル、芳文社) 1〜2巻

 自由奔放にボケ倒すアホ子さんと律儀にツッコミ続けるツッコミさんの貧乏同居生活。空気感がのんびりしていて良い。
 百合的には微百合というか友情百合風味。
 ナイスコンビな2人が、仲良く気楽にフラフラする日々を楽しもう。


フリー・ソウル(やまじえびね、Feelコミックス)

 自由な性とか強い女性とか。坊主頭の百合っ娘萌えなら買うと良い。


プリティ・タフ(佐野タカシ、Hard comics)

 ただのエロ漫画だと思ったら、ゲロ甘な百合ップルっぷりに度肝を抜かれた。18禁。


blue(魚喃キリコ、Mag comics)

 思春期の少女たちの微妙な感情。絵柄が独特なので読む人を選ぶかも。
 淡々としつつも、ドロドロな展開があったり。心理描写が秀逸。
 映画は微妙だと思う。三次元はダメだなあ。


BLUE DROP 吉富昭仁作品集(吉富昭仁、メディアワークス)

 SF短編集。異星人の支配下にある近未来の地球が舞台。人間の恐怖を吸い取って暴れ回る兵器と、それを鎮めるための贄である少年少女を巡る悲喜劇。
 全体的に重い話。贄として死を選ぶ者、異星人に反逆する者、少年少女の純粋さが切ない。異星人が女性同士で交配するという設定上、必然的に百合風味な話が出てくるのでここで紹介。


ペンギン娘(高橋てつや、秋田書店) 全3巻
ペンギン娘MAX(高橋てつや、秋田書店) 1〜3巻

 天然&お嬢様&腐女子というハイスペックなんだかロースペックなんだか良く分からない転校生ペンギンが、無意味にパンチラなどしつつクラスメート達との絆を深めていく、ドタバタ萌えコメディ。
 ギャグは滑るしサービスショットは脈絡なさ過ぎるし展開は早すぎるし、全体的にチープそのもの。
 でも、百合的には悪くない気がする。あらかじめハードルを下げておけば、ツンデレだのボーイッシュだの各種萌えキャラお取りそろえの、友情系百合ものとして楽しめる内容になってます。太ももが好きな人には特におすすめ。


ぽすたるWORK(依澄れい、角川コミックス・エース)

 郵便配達少女のほのぼのした日常。お人好しなのでみんなに好かれる。獣耳まみれ。

【ま】

マーメイドライン(金田一蓮十郎、一迅社)

 短編集。大人なビターさがありながらも、真っ直ぐに描かれた百合がまぶしい。
 性同一性障害のレズビアンで百合というのは新しいかも。


街角花だより(こうの史代、双葉社)

 小さな花屋の女店長と、ひょんなことから雇われた元OL。2人を取り巻く人々が織りなすハートウォーミングストーリー。
 柔らかく、優しい空気感に癒されます。空気感の神っぷりは多分、志村貴子と並ぶ。
 女店長が野暮ったい眼鏡っ娘で、いつもニコニコ笑ってて、ちょっと不思議ちゃん。元OLの方は、気の強い美人でツンツン生きてきたのが店長にペース狂わされっぱなし、しかし満更でもないという。ただの友情百合だと思ったら、まあそれでも十分良いんだけど、どうも時々あやしい感じになります。
 初出が90年代ということで、どこか一昔前のノリが漂うものの、それがかえって懐かしさを生んでいる気がする。


まなつラビリンス(桂よしひろ、幻冬舎コミックス) 全2巻

 女子高生4人が、突如SF的な原因で学校に閉じこめられる。
 SFだが大してSFしない。4人の共同生活を、異様にあざといアングルで接写するエロコメ百合風味。あざとすぎて逆に潔い。そして案外ちゃんと百合な空気もある。
 とにかく太もも・おっぱい・尻が見たい。というエロい人におすすめ。


マルスのキス(岸虎次郎、ポプラ社)

 遊んでる感じの女子高生が、優等生な同級生に惹かれていくという、それだけだとありがちな話になってしまうところを、丹念な内面描写とリアル志向な絵柄が相まって、異常なまでの凄みというかエロスを生み出している。怪作。
 生々しい版のガールフレンズ(森永みるく)といえば分かりやすいか。


みつきにっき。(永緒ウカ、一迅社)

 子どもっぽいお嬢様とその付き人的なポジションになってしまった女子高生のドタバタコメディ。萌え4コマ。
 お嬢様の方が姫っぽいというより、大昔からタイムスリップしてきたかのような完全な姫なので、女子高生の苦労は絶えない。が、何だかんだいって世話を焼いてしまう。変則的な友情百合。


もうすこしがんばりましょう(山口舞子、花とゆめコミックススペシャル) 全5巻

 萌え4コマ。女の子5人でウダウダやってるだけの話ですが、無理から百合認定。
 キャラ5人で2巻まで行ってるんだから大したもんだ。3巻からはツンデレも加わり色々期待させられる。


もっけ(熊倉隆敏、講談社) 全9巻

 妖怪漫画。妖怪が見える姉、妖怪に憑かれやすい妹が主人公。
 ゴーストバスター的なバトル漫画でも、おどろおどろしいホラーでもない。よく分からないが昔からそこにいるもの=生活の一部としての怪異と、人間との関わりを描く不思議な良作。静かで優しい空気だが、どこか物悲しさが滲む。
 姉妹百合、友情百合に関しても、微弱ながら良い百合。ノーマークだったがやられた。神作品。


森田さんは無口1巻(佐野妙、竹書房) 1巻

 無口な森田さんが主人公の4コマ。
 陵辱系エロ漫画のオチみたいな目の少女が表紙を飾っていたので何ごとかと思って読んでみたら、普通のハートウォーミングな話だったのでびっくり。不器用ながらも心優しい女の子の話。喋らないので食い違う、というところを上手く笑いにしている。
 友情百合風味の良作。冷凍イカの目萌えという新ジャンルに心意気を感じた方は是非購入を。


問題のない私たち(木村文、集英社) 全3巻

 絵柄、ストーリー展開ともにオーソドックスな少女漫画。
 いじめやリストカットといった重い問題を扱いつつも、どこかライトなノリ。
 基本的には「解釈によっては百合かな」程度の友情系な微百合だが、3巻で出てくるヤバげな後輩ちゃんが主人公を慕いまくっててちょっとキた。

【や】

やえかのカルテ(武田日向、ドラゴンコミックス) 全3巻

 獣医を目指す少女たちのハートウォーミングストーリー。
 天真爛漫なロリっ娘と、それを優しく見守る真面目っ娘が百合風味。
 ただの萌え漫画と思いきや、命の尊さとか動物の権利とか、重いテーマがあったり。


ゆーあい☆エトランゼ(晴瀬ひろき、双葉社) 全2巻

 SFオタク少女の元に宇宙人がやってきた!というベタな未知との遭遇。
 なのですが、地球のルールが何一つ分かっていない宇宙人と、それにいちいちツッコミながらも世話を焼いてしまう主人公が何となく良い感じ。姉妹的な。無表情な不思議ちゃんと一般人という組み合わせが好きな人は是非。基本はドタバタ、たまにシリアス。
 あと、この辺は同人誌出身者のノリなのか、色んな小ネタが隠れてる。SFマニアには分かるのかしら。MMRが出てきて吹いた。

友嬢サバイバル!(中村世子、白泉社) 全2巻

 ボロは着てても心は錦。貧乏少女とお嬢様の熱い友情物語。
 今時珍しい程に真っ直ぐなお話。

ゆゆ式(三上小又、芳文社) 1巻

 女子高生のゆるい日常を描いた萌え4コマ。
 と書くと、よくある感じっぽいが、ギャグがちゃんと笑えるので高評価。ボケ2人にツッコミ1人で丁度いい感じ。
 ノリが妙に生々しいのもいい。観察眼が細かいというか、学生のお笑いノリってこんなんだよなあという。悪ノリしすぎて微妙な空気になったりするところまで描くのはなかなか無い。かといって変にエグくはならず、全体としてはゆるい萌え漫画に仕上がっている。
 百合的には微弱・友情百合か。


百合姉妹(マガジン・マガジン) 全6巻
百合姫(一迅社) 1〜7巻
百合姫S(一迅社) 1巻

 百合専門誌。頑張って欲しい。
追記:番外編として「百合姫Selection」が発売中。過去の作品から厳選+書き下ろしあり。


百合心中〜猫目堂ココロ譚(東雲水生、一迅社)

百合ップルの心が揺れた時、不思議な雑貨店が現れて、キーとなるアイテムが渡される。という喪黒的なつくり。
東雲水生にしては珍しくシリアスな短編集。
東雲なので絵は可愛いんだろうという低い志で入手したら、ちゃんと読ませる内容でした。
タイトル、心の中って意味か。百合な心中ものかと思った。


百合星人ナオコサン(kashmir、メディアワークス) 1〜2巻

 女子中学生の家に居候する宇宙人ナオコサンが不思議な道具でトラブルを次から次へと引き起こす。
 最高に頭の悪い百合ギャグ漫画。独自の言語感覚で機関銃のように繰り出される下ネタのオンパレードに笑い死ね。オフビートなゲノムと言い換えても良い。
 「うまい棒」がやおいビームを受けて「うまい肉棒」に変わった上に袋の絵もBL化したり、ビームで撃ち落とされたミサイルらしきものにノドンと書いてあったり、芸の細かさ危なさは一級品。
 分かる奴だけ笑えという飛ばしっぷりが心地よい。マニア向けの一品。


百合天国(DAITO BOOKS) 1〜2巻

 百合アンソロジー。アンソロジーなので玉石混交。星逢ひろ、カシマミ、春日歩、山本夜羽音が良い感じだと思われ。


ゆるゆり(なもり、一迅社) 1巻

ゆるい百合ギャグ漫画。ましまろの系統か。
特筆すべきことも無いし大しておすすめしないが絵は可愛い。何も考えずに読む漫画。
1巻書き下ろしがいい話気味の友情百合だった。


ヨコハマ買い出し紀行(芦奈野ひとし、アフタヌーンKC) 全14巻

 静かに滅びに向かう世界で、ゆるーくのんびり生きていくアンドロイドの物語。
 大したストーリー展開は無し、緩ーい感じに癒されれば良い。主人公を慕うアンドロイドに百合臭を感じた。


夜空の王子と朝焼けの姫(袴田めら、一迅社)

 百合姫その他の短編+描き下ろし。  コメディありシリアスあり、玉石混交感あふれるてんこ盛りの一冊。
 いかにも袴田っぽいというか、それほど上手いとも思えないような絵と多少ベタすぎるストーリー展開、そしてそれを補ってあまりある何かを感じる。
 というか、絵もストーリーも上手いやつは上手いんだけれど。花を育てる少女とカラス少女がヤバかった。


夜の燈火と日向のにおい(鬼魔あづさ、YKコミックス) 全8巻

 まったり系。基本はヘテロで、野郎と幽霊のほのぼのラブコメみたいな話ですが、野郎の妹が女子高に通ってるので必然的に怪しい。ロリっ娘に微妙な感情を感じて戸惑う。あと、保険の先生が生徒を次々に手込めにしてます。


ヨルムンガンド(高橋慶太郎、小学館) 1〜6巻

 武器商人の少女と愉快な私兵たち+元少年兵による中二病ライクなピカレスク。
 ライトなブラックラグーンと考えてもらって良い。
 私兵の一人が武器商人にベタ惚れ、たまに興奮しすぎて鼻血を吹くので百合含有認定。
 武器商人の方は特に気づいていない一方通行。

【ら】

ライフ(すえのぶけいこ、講談社) 全20巻

 いじめがテーマの少女漫画。
 ドロドロした悪意の描写が圧巻。この作品の世界では、物事は常に悪い方にしか進展しません。次から次へと襲いかかる困難、救いのない状況の中で花開く百合に刮目せよ!


ライン(小手川ゆあ、角川コミックス・エース)

 自殺サイトがテーマのサスペンス。
 女子高生2人がひたすら走る。街中を走り回って自殺阻止。何となく百合認定しましたが、友情寄り。


楽園の条件(森島明子、一迅社)

 大人で少女な百合模様。
 OLと自由人、三十路と学生、姫と従者という、あるようなないような微妙な取り合わせながら、読ませる内容。明るい。
 ちょっと丸っこい絵柄で好き嫌いが別れるかも。


落花流水(真田一輝、芳文社) 1〜4巻

 弓道部のアレな面々が織りなすほのぼの萌え百合4コマ。
 別にスポ根とかではないです。ぬるーい日常、ゆるーい笑い。何も考えずに読もう。
 主人公が先輩にベタ惚れという片思い百合がベースですが、そんな主人公をいじって遊ぶ友達もなかなか。


リスランタンプティフルール(さかもと麻乃、芳文社)

 お嬢様学校で、お花の世話係に選ばれた少女達の織りなす百合模様。  主人公は例によって平凡な女の子。何て素敵なお姉さま!とか、貴方は世話係にふさわしくないわ!みたいなベタな展開がありつつ、マリみてまがいにならないオリジナリティ。  一昔の少女漫画みたいなノリで、軽快に描かれるお上品なキャッキャウフフ。


リンゲージ(倉田嘘、一迅社)

 百合短編集。女子高生、OL、姉妹、科学者と各種おとり揃え。
 話の展開がベタで急すぎるのがやや難か。
 でも順当に面白い。崩し顔が可愛いのと、丁寧な描きこみに良心を感じたので高評価。


恋愛ラボ(宮原るり、芳文社) 1〜3巻

 非の打ち所の無い優等生のくせに物凄いアホな生徒会長と、ツッコミ担当のガサツな子の凸凹コンビネーション。4コマ。
 食パンをくわえて曲がり角でぶつかったり落としたハンカチを拾ってもらったり、といった素敵イベントに備えて日々間違った特訓に情熱を燃やす生徒会長と、律儀にツッコミながらつきあい続けるガサツな子の取り合わせに笑いつつ萌えよ。
 途中から生徒会長を陥れようとするライバルキャラが出現して、いよいよカオスに。ほのかに友情百合。


露出マゾと肉体女王様(鬼薔薇、東京三世社)

 成年コミック。
 水泳部の部長が皆の水着でオナニーしてたの見られて奴隷に、というベタな流れ。主人公の語りが名調子で参った。テンション上がると文法も何も無くなるあたりがヤバくて素敵。狂気そのもののマゾっぷりフェチっぷりに震えよ。
 全編レズSMで押し通す男気に惚れました。スク水×レズSM=神。

【わ】

わたしの大切なともだち(袴田めら、双葉社) 1巻

親友にオタバレして切られた→再開したら記憶喪失だったという超展開。
私あなたの何だったの?と聞かれ、親友だったと嘘をつき。どうするどうなる。
相も変わらず袴田節。可愛いだけじゃない変な百合。


笑える子羊(岡本健太郎、講談社) 1巻

女子高生が漫才コンビを組み、お笑い芸人を目指す。
私達は面白いはずだ!という思いこみだけで暴走、怒りと困惑の嵐を巻き起こす2人に注目。
自由奔放なボケに真面目なツッコミが振り回される辺りが友情百合と言い張る。


笑って ぶたぱん(白井薫範、桃園書房)

 成年コミック。
 ぽちゃ目な優等生がサドっ娘に色々されます。
 スカトロ、露出、人体改造なんでもござれ。それだけでも人を選ぶのに、絵柄がまた独特。
 でも2人の関係性がすごい百合だと思う。絵柄次第じゃ物凄い神作品になったのに、残念で仕方がない。

posted by u_shino at 13:06| 百合物件 | 更新情報をチェックする